Hyuga City Career Education Support Center
2026.09.25
先週17日は、平岩小中学校8年生のよのなか挑戦最終日です。センターのスタッフと数か所を巡回に出掛けました。というのも、その1週間前に、「14歳のよのなか挑戦事前学習」で私が8年生に授業を実施したので、その実施現場も見学しておく意味があり出向きました。すべての事業所を回ることはできなかったのですが、5か所を訪問することができました。

どの事業所でも「生徒さんは頑張っていますよ。」「きちんと言われたことをやり遂げてくれましたよ。」などとお褒めの言葉をいただきました。また、「レジの打ち方がとても上手になりました。」とか、「手際が良く詰め込むのが早くなりました。」と技術面での3日間の成果が早くも表れた生徒もいたようです。

ベッドメイキングをする生徒、新入荷商品を検品後陳列する生徒、食事処の箸を補充する生徒、レジを打つ生徒、パンを袋に詰める生徒、お菓子を袋詰め・箱詰めにする生徒など、実際の現場で働く生徒から、私が学校で見かけた表情とは異なる真剣な眼差しを見ることができました。

活動中に生徒に質問してみると「なかなか大変です。」とか、「客としては来たことがあったけど、実際の働く側で入ってみると、こんなに大変だったのかと分かりました。」と、体験学習の一番目の目標である「生産者側(事業所側)の視点で見られるようになること」を体現したことになって良かったと私も嬉しくなりました。この経験が「社会の一員としての自覚」に繋がり、これから自分が社会の中で生きていくための指針の一つになったことだと思います。

これまでよのなか教室において講師になっていただいた方の中には、「中学生の頃のよのなか挑戦がきっかけだった」という方がおられます。日向市のキャリア教育で大事にしたいのは「どこでも通用する力」(自分軸)を身に付けてもらうことです。先輩よのなか先生のように、どこでも通用する力を付けながら日向を選ぶことも一つの道ですし、そのほかの大勢の日向出身者もきっと現在の地で、これまでの経験を発揮し頑張っていただいていることと思います。

見学してみて、私の中学時代にもこのような体験学習があったら、自分の生き方の軸を考えるきっかけがさらに深まったかもしれないと思うこの頃です。

お店のスタッフの方に、中学生の様子をお聞きしたところ、「覚えが早くて本当によくやってくれています。」と褒めてくださいました。

お菓子を袋詰めにしている生徒に対しては、「手際がよくて速いです。とても器用で上手にできます。」と3日間の最終日とあって、仕事にも慣れてきたことが伺えました。全国的に言う、まさに「慣れの3日目」に当たります。県外では5日間を職場体験学習として設定し、それほどに学校も地域もこの社会体験を行う学習を重視していることがわかります。日向市では主に3日間ですが、「4つの力」の獲得とそれぞれのミッションの解決へ向けて、事業所の皆様のお力をお借りしながら、生徒を大事に地域で育てていただいているところです。

事業所の皆様は、生徒に何かあれば大きなリスクを背負うことになることも理解していただいた上でのお引き受けに心より感謝いたします。本年は、事業所に保護者が子どもの働きぶりを見に来られたという話をあちこちで聞きました。事業所を挙げて地域で子どもを育てるという想いをご家庭でも理解していただいることが伝わってきました。
平岩小中学校の8年生も3日間の体験学習を通して大きな収穫があったことだと思います。ぜひ発表会へ向けて意味ある資料作りに励んでいただきたいと思います。
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