Hyuga City Career Education Support Center
2026.10.20
昨年10月16日のブログで日向市の「子どもの夢実現サポート事業」の報告会を以下のように紹介しました。
産業医を目指す大王谷学園7年生、飲料メーカー商品開発担当を希望する財光寺中生そして、プロ野球選手志望の財光寺中生の3名です。

ただの夢
本年度は2名の中学生が夢の実現へ向けてのサポート事業に選考され、実際の体験活動を経て来月に報告会が行われる予定です。昨年の3名の報告でも分かる通り、単に応募して当選し体験をすれば終わりというものではなく、いかに自分が将来へ向けて、その目標を切に願っていて努力しているのかをプレゼンし、アピールしないことには候補になることすらできません。そこには高いレベルの表現力が必要です。また、実際の活動に当たっては、専門分野の大人と対峙する訳ですから、高い対応力を求められます。自分が今何をしたいのか、どういう方向を目指しているのかを具体的に、的確に言語で表現できなければ薄い目標だと捉えられかねません。
昨年発表した3名は、大きな希望と自分が培った対応力や表現力、そしてその分野に対する知識・理解を総動員して活動し、報告をまとめたと感じました。

将来の夢
さて、今年の2名はどのような生徒でどう体験してきたのか。何を獲得してきたのか。個人的にも興味津々です。日向市が10年近くに渡って子どもたちの夢の実現をサポートしてきた事業ですから、それが体験者のみに終わらず、夢の実現過程を聞くことで他の生徒も何らかの学びを得るものであって欲しいと思います。
話によると、この事業での体験活動がそのまま自分のキャリア形成につながり、現在の職業として成立している方もいると聞きました。日向市の「よのなか先生」としてすでにご活躍をいただいていることで、事業とキャリア形成が見事にマッチした事例ではないかと思います。
また、初代からすれば、ほかにもすでに社会人になっている人もいることでしょう。その方々がどのように夢を実現させたのか。また、当初の夢とは違った形で現在は、新たな目標のもとに将来を見通した仕事に就かれている状況もそれなりに意味ある生き方になります。日向で育った子どもたちが自立していく過程をキャリア教育の観点から応援できることに喜びを感じることは有難いことだと思っております。




光陰は飛ぶように過ぎ去っていきます。あと二カ月余りで今年も終わり、また一年が過ぎ去ります。学生諸君はトコロテン式に学年が上がっていきますが、本当にその学年で身に付けるべき学習や生き方の能力を獲得して進級・進学しているのか振り返って欲しいと思います。今一度足元を顧みながら人生という大きな学校で、残された自分の時間を有意義に「自己実現」させていくことが大人のサポートだと思います。
最近、ある人が「半径5m以内の人を幸せにする」という今年の目標を話されました。そして上半期にそれをかなりの割合で達成できたと言われました。この「半径5m」という視点はとても面白く、かつ大変難しい指標でもあります。家族内での位置関係だけではなく、職場における5mであり、仕事を離れた関係での5mでもあります。こういう具体的で実現可能か不可能かのギリギリの線での目標設定というのはできそうでできないものですが、とても参考になりました。
長い人生の中では、一見無駄と思える時間を過ごすことも意味あることです。しかし一方で、伸びようとする者を巻き添えにするような時間は本当に無駄で無意味なのかもしれません。何の生産性もない行為に過ぎません。もしそのような意味のない行為で時間をつぶし、他人の幸福追求や夢の実現を阻害するような時間を、この大事な人格形成期(およそ18歳まで)に過ごしているとしたら、早めに軌道修正をしてあげた方がよいと思います。「子どもたちの先生」である私たち日向の大人が一人一人の夢の実現へ向けて適切に支援できるように努めたいと思います。自分の周りにいる人の幸福を支える自己の在り方は美しいと思った次第です。
来月の夢実現サポート事業報告会については、発表会後にお知らせします。
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