Hyuga City Career Education Support Center
2026.06.29
先週、富島中学校1年生の2クラスによのなか教室の事前学習として訪問しました。その様子についてお知らせします。事前に学年主任の先生が私の都合を考慮してくださり、2週に渡って実施することになったので後2クラスが残っています。

まず、学校玄関から入りました。ちょうど清掃活動が始まったところで、廊下中央に生徒がずらりと並んでいます。そして黙想後清掃が始まります。以前、財光寺中学校から広まった(こんな名称ではないのですが)「一心不乱清掃」を久しぶりに見ました。訪問客と言えど私語は慎むべきところでしたが少し話してしまいました。
その後、1年生の教室棟へ向かいます。富島中学校の管理棟へは何回か訪問したことはありましたが、教室棟へは記憶にないくらい久しぶりで、とても敷地が広いことを実感しました。そして、通過するたびに色々な学年の生徒とすれ違うのですが、どの生徒も実に気持ちの良い挨拶をしてくれます。その流れは、1年生の教室でも感じ取ることができました。授業開始前の黙想と号令後の挨拶は学級委員長を中心としたクラスのまとまりを表していることが受け取れました。
さて、肝心の私の事前学習ですが、これは、いつもお伝えしているスタイルなので詳しくは書きません。しかし私も授業を実施するからには、昔の感覚と意地が表れ、同じものではなく毎回修正をかけて持参しています。その学習の進行に合わせて生徒は一生懸命にメモし発言してくれます。

私が特に印象に残ったのは、「私は医療関係と白バイ隊を目指しているのですが、今の部活動の試合でも緊張することが多いので、それを直していきたいと思います。」という内容で、実際はもっと詳しく長く丁寧に話してくれる女子生徒の話し方が印象的でした。以前学校で授業をしていた時、私は「丁寧にきちんと思いを全部話して欲しい。」とよく話していました。というのも、子どもたちの発言はとても短いのです。国語の登場人物の心情について問うと「悲しいと思います。」「怒っていると思います。」それだけで終わる子が多いのです。「兵十はお母さんが病気になって何とかして治してあげたいと思っていたので、そんな時にゴンが大事な食べ物を盗んでしまったことに腹を立てながらも、とても辛く悲しい気持ちになったのではないかと思います。私ならこんなことをされると絶対に許せないという気持ちと悲しい気持ちと同時にあるような気もします。」などと語って欲しい、そんな子どもを育てたいと思っていました。それは理想が高すぎるよ、と聞こえてきそうですが、私が昔出張で参加した関西や関東の学校では何人もできていたのです。絶対に日向の子もできると信じてそう言い続けてきました。いくらかはできるようになりましたが、なかなか難しかったです。(対策の糸口は、大人が子どもに対等に話しかけ常に「どう思う?」と問うこと、時事に明るい子どもにするためにニュースに多く触れさせること、本をよく読むことではないかと思っています。逸れました。)
例えが長くなりましたが、その富島中学校の女子生徒がまさに「語る」発言ができていたので感動しました。また、ほかの男子生徒は「僕は、相手の言うことをまず聞いてから自分のことを話すようにしています。」と、すでに人間関係形成能力が備わっているという驚きを経験しました。こういう頼もしい生徒が各学級に存在している富島中学校はこの先とても楽しみになりそうです。

よのなか教室では最後に「日向市の魅力」を話す場面があります。これは、将来の日向市を形は違っても支えていくのはこの子たちですから、印象強く記憶に残すためにも改めて日向の良さを感じ取って欲しいと、学習の最後に設定しています。富島中学校区にある美しい風景を提示しながら話しますと、すぐにその画像の場所を言い当てる生徒がいて、地元愛が高いと感じました。

この画像でグリーンパークと当てる生徒がいました

こちらもすぐにクルスと分かったようです
残りの2クラスは今週になります。楽しみにしています。
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