Hyuga City Career Education Support Center
2026.06.01
先週、大王谷学園中等部8年生のよのなか教室事前学習に行ってまいりました。改めて紹介しますと、市内の職業人を招いて小中学校である学年に「4つの力」を中心に、生き様や仕事の話をしていただくのが「よのなか教室」という社会人講話になります。
そのよのなか教室の本番のみでは、児童生徒が高い吸収力を発揮するのが難しいのではないかとの判断から、聞き取りを強化するために私が1~2週間前に、その該当学年の各クラスに1コマずつ入り授業をするものをよのなか教室事前学習と呼んでいます。
先週は、大王谷学園中等部8年生(中2)の3クラスで1コマずつ授業をしました。本番のよのなか先生同様に、私の自己紹介から入り、人生グラフ、仕事を選択したきっかけ、仕事上の苦労ややりがいなどを、画像と共に紹介しました。時折、確認の意味で生徒たち同士で話し合う場面も取り入れ、対話的な学習を目指しました。

核心の4つの力の場面では、「①相手を尊重し社会を理解する力 ②自分を正しく知りコントロールする力 ③課題を見きわめ解決の工夫をする力 ④働く意義を知り、将来を切り拓く力」という4項目について、私なりに教師と言う仕事で感じてきた必要な能力を話しました。
この4つの力は、文科省の言うキャリア教育で目指す「基礎的・汎用的能力」の4項目を、児童生徒に分かり易く我々が整理したものになります。どのよのなか先生の授業でも、またよのなか挑戦(職場体験学習)でも獲得して欲しい力になります。下の画像のようなプレゼンテーションを提示しながら、社会人として対応していく時に必要となる力を生徒に分かり易く伝えたつもりです。

私は「事前学習」という立場ですから、ワークシートを配布するものの、あまりにも生徒の皆さんが真剣な表情で前を向き話を夢中で聞いてもらっていると、「今の話はこの部分に書くといいね。」と、メモの場所を示すこともします。本番のよのなか先生と同じようなワークシートなので、きっと当日は生徒の皆さんは上手に聞き取ってくれるのではないかと思います。
また、各場面で生徒同士が聞き取った内容を話し合いそれを発表してもらう活動を取り入れ、確認しながらゆっくりと進めることができました。いわゆる主体的で対話的な学習を目指してのことです。以前のこのブログで、事前学習では「私の話」と「エピソードシート学習」を2本立てで取り入れていると書きました。確かに多くの社会人の学習はできますが、消化不良を起こしているのではないかとの反省から、今回は「私の話」一本に絞りました。
学習の最後には生徒の皆さんにアンケートを実施しました。現在は、個人のタブレットを使って私が用意したQRコードを読み取ると、生徒の皆さんが打ち始め、あっという間にアンケートが終了します。当日中に私はアンケートの中身を確認することができ、本日、学校へ分析・考察と共に結果を送りました。時代は進んでいるのですね~。その結果では、「失敗を恐れず挑戦する」ことが印象的だったことが分かります。
また、自由記述では、「今まではやってみたいことがあやふやだったけど、今日のお話で少しやってみたいことの輪郭が見えてきました。」や「将来の夢を叶えるのは難しいけど今日の話で自分にできることを今から頑張って見ようと思いました。」、「試してみることに失敗はないという言葉が印象的で、明日は今日と違う自分を目指して失敗を恐れず挑戦してみたいと思います。視野を広く、向上心を大事にし、自分の意見や心に芯を持ちたいなと思いました。」など、生徒がそれぞれ噛み砕いて自分事として話を捉えてくれていたのは嬉しい限りです。日頃の学習に対する姿勢を学年全教師で向上させていることが、学習への生徒の真摯な向き合い方から察することができました。

中学生と言う二度と帰らない青春真っただ中のこの時期を、存分に楽しんで今考える自分の夢へ向かって一歩一歩進んで欲しいと願います。
2週間後のよのなか教室本番では、私は別の中学校で事前学習を行いますので見られないのが残念です。スタッフから様子を聞きたいと思います。
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