Hyuga City Career Education Support Center
2026.05.12
現在、日向市キャリア教育支援センターでは、本年度の「よのなか教室(社会人講話)」と「よのなか挑戦(社会体験学習)」の事業の計画を着々と進めています。4月に市内各学校への研修・授業アンケート調査を行い、それに基づいて一年間の予定を調整しているところです。各校の要望に応じて、どのようなよのなか先生(講師)をいつマッチングさせるかという計画になります。

一方、「14歳のよのなか挑戦」につきましては、全中学校ではありませんが昨年度の実績に基づいて協力事業所の受入可否を確認している最中になります。年度当初で各事業所も大変忙しく、事前にお送りしたメールが埋没している可能性もあります。それを確認する作業から始まります。
現代の厳しい社会情勢の中では、中学生を受入れること自体が難しくなっている事業所もあります。また、事業所の社会貢献という意味では中学生に体験してもらいたいのは山々ではあっても、昨今の人手不足の状況から受け入れを断念せざるを得ない事業所も出始めています。学校からすればそのような状況が伝わりにくく、ともすれば学年の年間行事バランスで体験学習を判断しがちになる場合があり、対応する事業所の状況が見えないこともあります。

遠い世界の事象のように思っていた原油や紛争などの世界情勢が私たちのごく身近な地域にまで影響し、それが「よのなか挑戦」の受入可否にまで影響するかもしれないということを感じざるを得なくなります。それが、事業の見直しや受入時期の問題など多くの事情が重なって、学生に対する協力を断らざるを得ない事態に陥っている事業所もあるということを学校では理解していく必要があります。

ですから学校では、今後も同様の学習が同じように展開されるとは限らないことを踏まえ、事前、事後の綿密かつ丁寧な対応が求められます。その上で難しい部分につきましては当センターもお力になりたいと思いますので、学校はご相談ください。事業所の皆様につきましては、そのような厳しい中にもご協力を頂いておりますことに感謝申し上げます。
来月から12月まで、市内各中学校が「14歳のよのなか挑戦」と銘打って社会体験学習(職場体験学習)を実施させていただきます。せっかく事業所で約3日間を体験させていただきますので、ミッション解決型(課題解決型)として中学生自らが「問い」を立てて解決できますように、事業所の皆様にはお力添えをいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2026.05.11
連休中は孫とフェニックス自然動物園へ行きました。昨年の「キリン泣き」にリベンジすべく再挑戦ということです。近寄らない距離ではありましたが、「かわいい。」と感想を発することができ成長を感じさせてくれました。最後まで歩くことを頑張った孫ですが、帰りには流石に「足が痛い。」と言って抱っこをせがみ、ゲートまでの長い上り下りを抱っこして歩く時、私は自分に「歩荷訓練(ボッカクンレン)だ。」(登山のトレーニングでかなりの重量を担いで重さに慣れる訓練)と言い聞かせながらの修行僧となりました。
と、連休の終わりを安心していたら、あれよあれよと孫が体調を崩して病院に駆け込むとRSウィルスとの診断を受けました。厚労省のHPには、
RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症。初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。喘鳴(ゼーゼー)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。
とありました。

孫は重篤化の傾向が見られたので市内の小児科医から県病院受診を進められ、結局そのまま入院となりました。幼児が入院となると付き添いが大変で、交代で付き添うことにしました。昨日からは私の番です。昨年、私が宮崎市の病院で母親の付き添いを行った際には、病院施設が新しいこともあって寝心地そのものは快適でした。その印象があったので、昨晩は贅沢を言ってはいけないと自分を戒めました。それでも、主治医、当番医の先生を初めスタッフの献身的な対応があり、不便さは感じませんでした。おかげさまで、快方に向かい本日お昼に退院することができました。

三歳児が手に点滴を24時間繋がれっぱなしでいる痛々しげな姿は身内とはいえ、可哀想でした。本日気分は上々で退院したものの5日間のベッド生活で足腰が弱っているようでしたが、徐々に回復しているようです。

私は現在、児童生徒の「将来の仕事」「夢」に方向付けをする仕事をしているので、病院では、その仕事はどのような分業を行っているのか、対応が実に的確でスピーディだけどどのように連携しているのか、初対面の相手に対しても応対が気持ちよくできているし、患者の現在地を示す評価シートが付き添い者の確認のもとに行っているな、などとついつい業務過程を見てしまう自分がいました。
医療に関する人手不足は深刻な問題ですが、すべての仕事が社会を成立させていると見ることができ、その基本単位は一個人であることを改めて考えさせられた2日間でした。
人々の健康が安全・安心のもとに叶えられように、周囲の健康な者は関りながら注意深く観察・支援をしていくことで大なり小なりのコミュニティが成立します。そして自分の地域・国家がそれらのコミュニティを支えてくれる社会であるという安心が一人一人の安定した生活になると再認識しました。何はともあれ、孫が復帰できそうでよかったです。
2026.05.08
大型連休が終わり、本日はもう8日。5月が一週間すぎてしまいました。早いものです。私は遠出もせず、孫の相手が中心だったような曖昧な連休でしたが、最終日の昨日にやっと私の時間が訪れ、仲間と北方町比叡山に今シーズン初のロッククライミングに行きました。興味をそそらない話ですがお付き合いください。
減量ができていない体を持ちあげるのはこんなに大変なのかと反省しきりのクライミングになりました。同じ山岳会の相方は流石に今季何回目かのクライミングだけあって余裕があったようです。
私
このロッククライミングには大きく二通りあります。人工登攀とフリークライミングの二つになります。前者は岩に打ち込んだ(打ち込んである)ハーケン(ボルト)などにカラビナ(フック)を掛け、それにアブミ(縄梯子)を掛けて体を乗り上げます。その繰り返しで少しずつ岩の上部へ移動するものです。昔はよく行われていたのですが、そのようなルートでは岩にハーケンを一定の間隔で連打しないと登れないのでかなりの数のハーケンを岩に打ち込む(打ち込んである)ことになります。90年代頃から岩へのダメージから自然破壊だと非難する声が上がり、最近ではそのようなルートはよほど困難なルートでない限り見かけなくなってきました。ではどうするのか。昔はフレンズと呼んだカム(キャメロットなど)を岩の割れ目に挟み込みます。これは、開こうとする4枚のカムと岩との間の摩擦力で支持力を得る構造になっています。

(下手な絵を描くより画像を出せばよかったと反省)
このカムをセットした後に手元のリングにカラビナを掛け、それにザイル(ロープ)を通し、身の確保をします。万が一墜落した場合には、ロープからカムに荷重がかかり下方向の力が働くとカムには逆方向に開く力が働き、岩へ押さえつけられ岩との摩擦が増大し支持力になるという仕掛けです。そしてセカンド(後続者)は登りながらこのカムを回収していくのです。
もちろん、このカムが中に入り過ぎて回収不能になる場合もあります。実際、昨日の相方は以前のクライミングで回収不能になったカムをこの場所に残置していました。今回、ここを通過する時、私が器具を使って回収を何回も試みましたができませんでした。
さて、もう一つのクライミングスタイルはフリークライミングです。これはオリンピック競技でも見かけるスタイルと同じで、現在、ほとんどの岩場にはハーケンが打ってあり、予め打ち込んであるルートを登りながら墜落防止を目的としてそのハーケン(ボルト)にカラビナとロープをフックして登って行くというシンプルなものです。上記人工登攀との違いは、ハーケン(ボルト)を完全に頼ってアブミなどを使って登るか、それとも墜落防止のためだけにハーケンを利用して、自分の手足だけで登るかの違いになります。ですから、フリークライミングでもハーケンの間隔が遠かったり、あるいはハーケンが抜け落ちていたりするような場面では、やはりカムは使用します。我々が行っているクライミングは、このフリークライミングというカテゴリーがほとんどです。
カム(フレンズ)は昔からあります。このカム一つ見ても、人間は可能性を広げるために道具の開発を繰り返していくのだと考えさせられます。物理の「てこの原理」を巧みに利用した道具の発案者に敬意を表したいです。もちろん、カムが薄い岩を破壊したり、セットするのが甘く抜け落ちたり、劣化や過荷重によって破断したりして危険な目に遭う場合もありますが、道具との付き合い方は人間がどう向き合い、いかに上手く使うかにかかっていると思います。
私
クライミングは、重力に逆らいながら岩の弱点(少しでも自分に登れそうな岩の隙間や第一関節が引っかかるくらいの表面のへこみなど)を探しながら登り(正確には攀[よ]じ登る=登攀[とうはん])、自分の体を上へ上へと引きずり上げるのは何とも言えない快感になります。重力に引きずれらながら「落ちる恐怖」と闘い、アドレナリンが出る状態で格闘するのは病みつきになります。(ある意味クレイジーと言えます)
最近では、このようなロープワークや岩の弱点を見つけて(危機回避して)突破する力などが災害の多い日常に安心感を与えている実感があります。
人間は生まれながらにして重力を背負って生きていると誰かが言いました。水の中では自由になれるとも。現代では宇宙空間でも自由を手に入れました。それでも私のように、重力に反抗して体を引きずり上げる遊びをやっているヘソマガリもいますが、好きなものは止められないのだと思います。Do what to like!
さて、来週から怒涛のキャリア教育関連の学習会、研修会、授業…と続きますので準備万端に迎えたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
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