Hyuga City Career Education Support Center
2026.04.30
ハワイのノースショアが生んだプロサーファー、ジェイミー・オブライエンはご存知でしょうか。世界で最も成功したフリーサーファーの一人で”JOB”と呼ばれています。今回YouTuberとして苦悩しているという記事を見つけ、キャリア教育の本質にかかわる部分を感じたのでお伝えします。
THE SURF NEWSより
彼のYouTubeチャンネル登録者数は約130万人いるそうで大変な規模のYouTuberです。その収益は月4万ドル(約600万円)に達することもあるそうです。この話だけが独り歩きすると、「よし俺もYouTuberになろう。」と追いかけようと夢見る子どもが増える訳です。しかし、動画の中でも運用の難しさが出てきますが、カメラマン雇用、ドローン運用、遠征費などの経費が膨大になるため、YouTubeを収入の中心にはできないと言っています。
かつてのYouTubeは、その投稿が目立てばそれがそのまま収益につながるような節もあったようですが、現在は大変複雑化し、目立てばよいという単純な構造ではないとのことでした。そのような状況に適応していくことを強いられ、経費も心身も追いついていけないようです。
THE SURF NEWSより
「一度コツを掴んだと思っても、翌日にはルールが変わっている。それが今のYouTubeの厳しい現実なんだ。…今はすでに市場が飽和している。視聴者をひきつけ、チャンネル登録を促すのは数年前より何倍も難しい。サーフィンだけで食べていけるのは、今や世界でほんの一握りだ。」
最後に彼が強調した言葉に、キャリア教育につながる話がありました。「業界を狭く捉えず、人間関係を大切にすること。目先の数字やアルゴリズムを追う以上に、自分自身の役割と責任を果たすことが、結果的に長くキャリアを築く唯一の道なのかもしれない。」
曽山寺
私は、ある時ソロ登山でYouTuberとして活動している人がいることを知りました。そのうちの一人に女性でソロ登山をする人がいました。たまに見ると、以前より登る山のグレードが厳しくなっていました。単独で日本の最難関と言われる北アルプスの縦走路に挑戦していました。やはりYouTuberとしては登録者数を伸ばし、より多くの人の目を引くサムネイル(縮小画面)が自身の成長のためには必要なのでしょう。その時は無事に下山したようですがハラハラしました。また、数年前に事件として有名になった同じくソロ登山YouTuberが冬の富士山に登り、山頂直下から滑落死亡してしまったライブ中継がありました。挑戦に対して批判はしませんが、SNSを専業として自己アピールをしている人たちの中には一層多くの人の目を引きつけるサイクルに入ってしまう人もいるのかもしれません。
どんな自己アピール、アウトプットの手段を講じようとも、自分のやっていることに対してはブレずに、ジミー・オブライエンが言っているように、結局は「自分自身の役割と責任を果たすこと」が「キャリアを築く」道になるということではないでしょうか。しかも彼は「それが唯一の道」と言い切っています。
曽山寺
生徒にとっては今の自分の学業、部活、習い事、趣味など。社会人にとっては今の仕事、家事、趣味など、やっていることに対して、「Like what you do」(やっていることを好きになること)が結局はキャリアを大きく形成し、人の生き方として共通する部分だと思われます。
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