Hyuga City Career Education Support Center
2026.05.20
私が以前勤務していた高鍋町はコンパクトシティでした。歴史・文化、経済・産業など総合的に文教の町と自称しているだけあると思いました。一方の我が日向市を考えると、これまた市内どこからも海まで20分以内で行くことができ、風光明媚で自然豊か、東郷町の冠岳からもお倉ヶ浜が見えます。私は日向もコンパクトシティではないかと思っています。少し前まで日向市は「リラックスサーフタウン」の愛称を使用していたように、サーフィンするなら日向でしょ、とうちのスタッフも一押しです。「舟人でしょ。いやGIでしょ。」・・・
宮崎では青島や木崎浜などが海岸の浸食によって砂の流出が問題になったことがあり、現在も影響していると思われます。そんな時どのような対応がとられたのか。オーストラリアの事情は発想のスケールが大きいだけでなく、建設的な代案でスタートしたところにポイントがありそうです。今日はそんなサーフィンに関する話題を最近のTHE SURF NEWSからお伝えします。
オーストラリアのゴールドコーストにある「スーパーバンク」は、行政の土木技術とサーファーの情熱が融合して生まれた奇跡の波です。1960年代、河口の突堤建設により砂の流れが遮られ、海岸の侵食が深刻化しました。行政はさらなる護岸工事を計画しますが、元世界王者のラビットら地元サーファーは単に反対するのではなく、波の経済価値を論理的に説明し、前代未聞の代替案を提示しました。つまり、抗議ではなく提案をしたのです。これが「砂のバイパス計画」です。海底のポンプで吸い上げた砂を、4キロの地下パイプラインで川の対岸へ送るシステムにより、全長2キロの完璧な地形が誕生しました。この強固な地形があるからこそ、悪条件の風でも世界最高峰の波がブレイクします。「情熱を社会に通じる言葉で語る」という彼らの姿勢は、海岸侵食に悩む日本の海の未来を守るためにも、重要なヒントを示しています。

Photo credit:tweedsandbypass.nsw.gov.au

ビーチにパイプラインから供給される砂。プロジェクト後(下)のビーチは白く輝く
砂を浚渫するパイプライン
何事も批判するだけでなく、代案をもって一緒に進めようという姿勢が人を動かす原動力になるような気がします。
最近の日向は「リラックスタウン」を合言葉にしているのでしょうか。その響きもサーフィンに相通じるものがあります。ハワイのように、早朝や夕方、子どもたちが小脇に板をかかえて浜へ向かう町になればいいと思いますが、現実には危険が伴うということで、ハワイのようにはいかない事情もありそうです。
サーフィンはともかく、コンパクトな町に4つのビーチをかかえている町はそうそうないのではないでしょうか。なんだか「4」は、キャリア教育の目標と同じ数で縁のある良い数字かもしれないと人知れず喜んでいます。
さてワックスもそろそろWARMからTOROPICALに替えるシーズンになってきたようですが、梅雨入りでしょうか。
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