日向市キャリア教育支援センター ブログ

2026.05.18

日向学びの学校研修会

 

 先週、市内各小中学校の先生方が集まり日向学びの学校研修会」(キャリア教育)が行われました。 

 初めは教育委員会から、日向市で取り組むキャリア教育の全体像の説明になります。「私たちが目指す『未来を担う人』の3つの姿」では、「日向市で成長し活躍する人」「日向市に帰り活躍する人」「日向市を外から支え応援する人」といういずれかの姿で日向を応援することができる大人に育てましょうという内容でした。セカンドキャリアで帰って来たときの受け皿として、たくさんある事業所を思い起こしてもらいたいと思います。 

 続いて、私のプレゼンテーションは「4つの力を目指す日向市のキャリア教育~よのなか教室の実際~」というテーマでお話しました。このブログでいつも書いていますが、キャリア教育の「4つの力」(かかわる力、見つめる力、やりぬく力、見通す力)に焦点化したキャリア教育を進めていることを紹介しました。今回は、日向市に初めて転入された先生方もおられるため、このように日向市で取り組んでいるキャリア教育の基礎からお話しました。

 後半では、「よのなか教室」の模擬授業をスタッフが「よのなか先生」役と学校の先生(学担:ファシリテーター)役になり実演しました。

 研修後のアンケートにも、「模擬授業で実際の雰囲気が分かりました。」や「ファシリテーターのやり方が参考になりました。」「よのなか教室がどのような形で実施されるのかが分かり易かった。」などの感想が出されました。

 今回は、中学校区ごとの演習の時間を確保しました。「ここで社会人を呼んで話をしてもらおうか。」「事前学習も入れるように言っていたけど、教育課程上はなかなか難しいなあ。」と率直な意見交換がなされていました。

キャリア教育は総合的な学習の時間だけでするものではありませんし、むしろ中核となる学級活動の中で進路指導や生き方の学びとして学習することがあります。ですから学級活動に「よのなか教室」を位置づけても、それが目標に合致していれば問題はありません。要は、キャリア教育が「生き方実現の教育」であるという目的をどうクラス・学年単位に引き込むかということになります。

  

 各校区で真剣な話し合いがなされ、演習の感想では、「キャリア教育に絞った校区内での協議ができてよかった。」や「学年の担当が年々修正していくため、全体としての系統性やバランスを整理する必要がある。」「この研修内容を学年に広げていくことが難しい。(時間の確保)」など、切実な課題を出していただきました。

研修講話の総合評価には「知っていることが多かった」との意見もあり、これは私として反省していかなければなりません。現在はQRコードですぐに評価を回収、集約できるので便利な時代になりました。

このブログは学校関係者だけでなく事業所の方一般の方など広く読んでいただいております。今回の研修の報告で、学校現場が大変苦慮しながら、それでも日々頑張っていることが少しは伝わったでしょうか。学校の教職員は教科学習や進路指導、生徒指導、部活動指導など多くの課題を抱えながら、人権教育、環境教育、健康教育などなど、実に多くの○〇教育をしていかなければなりません。その上で当センターとしては、トータルで児童生徒の生き方実現につなげやすいキャリア教育を頑張りましょう、と呼び掛けています。

 事業所と学校が、「日向の大人はみな子供たちの先生」として手を取り合って子どもたちが未来へのキャリアを重ねていけるように、すべての皆様に見守っていただきたいと思います。

 

 次回のキャリア教育研修は6月になります。今度は中学生の「よのなか挑戦」にテーマを絞って、事業所の皆さんにも参加を頂き意見交換を行います。

コメント

コメントフォーム

不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。
適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。

お問い合わせ CONTACT

お気軽にお問い合わせください。
0982-57-3522
受付時間 8:30~17:00