Hyuga City Career Education Support Center
2026.05.13
昭和歌謡と言えば皆さんは誰を思い浮かべるでしょうか。私もたくさんおります。その一人ちあきなおみさんの大ヒット曲「喝采」は、まだ小学校中学年だった私には力強い歌と自己主張をするような手の上げ方が印象的な歌くらいにしか感じ取っていませんでした。この歌が一人の女性歌手の悲恋を書いたものだったと知るのはずっと後になってからのことです。
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「恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました」「教会のまえにたたずみ喪服のわたしは祈る言葉さえ 失くしてた」
作詞の吉田さんが歌を完成させた後、それを見たちあきさんはご自分の実体験と重なってしまって驚き、とても歌えないと言われた話も残っています。
本日は歌謡曲のお話ではなく、大ヒット曲の裏側にある人の「別れ」という誰にも訪れす命題に対して、命を伸ばす医療分野に果敢に挑戦する高校生がいるという記事を「高校生新聞」に見つけましたのでご紹介します。
富山県の高専2年生・張契洙(チャン・ソルス)さんは、独学で医学や工学といった知識を身に付けながら未だない「完璧な人工心臓」の開発に挑んでいるそうです。
小3時の手塚治虫監修漫画に興味をもち、小6から独学で研究を続けているそうです。今の人工心臓は約1800万円と高価なのでコストを下げるために、レアアースを使わないモーターの開発に取り組んでいるということですが、その構造は私には理解できません。
高校生新聞
学校から帰宅後夕食や入浴、学校の課題やピアノ練習を終えた後、夜8時から11時まで研究を続け、休日には、朝7時半から夜まで一日中研究に没頭するといいますから頭が下がります。医療や産業分野の難しい専門書も読み、徹底的に独学を貫く姿に、医療の勉学は医学部でという固定概念を覆すだけでなく、学問はいつでもどこでもできるという向学精神を見せつけられた気がします。(ここもDo What to likeでしょう)
「行き詰まった時は、家族や先生に相談します。異なる視点からの意見が新たな発想につながります。」と柔軟な姿勢もあり、飽くなき追究精神で「終わりがないから進められる。終わりがないからこそ、どんどん研究を進めていけます。」と、きっと本日も夜中まで研究に没頭するのでしょう。
同前掲
近い将来、張さんが開発した人工心臓で多くの人が救われる日が来るでしょう。彼が喝采を浴びる日を待ちたいと思います。或いは、私自身もお世話になるかもしれません。いやお世話にならない健康の方がいいのでしょう。今更ながら、この世で100%分かっていることは「人は死ぬ」ということです。スポットライトを浴び一世を風靡した冒頭のちあきなおみさんも大切な人との別れを経験されました。少しでも医療技術の革新で救われる命が増えることを願いたいと若い研究者に期待します。
さて、ちあきなおみさんと言えば、もう一つのヒット曲「四つのお願い」があります。現在のキャリア教育では「四つのお願い」ではなく基礎的・汎用的能力である「四つの力」の獲得を目指すプラグラムを提供しています。「人間関係」や「課題への対応」などの能力になります。しかしこれは、健康であればこその学校教育の中で養われる学習目標になりますので、まずは健康で学校に通えることを願います。今後は、学校に通えていない児童生徒に対するプログラムも考えていかなければならない時代に入っていると感じています。
キャリア教育では「四つのお願い聞いてほしいの」と甘く囁いても「四つの力」は獲得できませんので、事前学習にて「聞き取るポイント学習」を、そして本番のよのなか先生の学習で「四つの力」のどれか一つでも獲得してもらえるように「事前・本番のセット学習」を推奨しています。
学校は5、6年で職員が大きく入れ替わります。また、事業所も人事異動は行われることと思います。そうすると、日向市のキャリア教育を持続的に発展させていくためにも当キャリア教育支援センターの役割は大きいと認識しながら「それでも私は今日も…歌っている」(♬「喝采」)ように向上し続けたいと思います。あくまでも「喝采」を浴びるのは子どもたちであることを肝に銘じながら・・・。
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