Hyuga City Career Education Support Center
2026.04.08
今日は市内小中学校の始業の日です。

散る桜 隠す名残の 影桜
令和8年度がスタートします。そして明日は中学校の入学式、明後日は小学校ではなく県立高校の入学式。ということで、小学校の入学式は来週13日になります。小学1年生は入学を今か今かと待ち遠しくキリンの首のようにして待っているのかもしれません。
親御さんとしては、新1年生が入学しないことには、仕事と子どもの留守番のバランスが難しく、預ける所探しで苦労されている家庭もあるかもしれません。しかし、入学してからも暫くは大変で、給食がすぐには始まらないので、その辺りも心配の種になります。給食がすぐに始まらないのは、学校にそのものに慣れさせるためと、まだ慣れない通学路で、危険個所や車なでの交通量を回避しながらの下校にも慣れてもらうために給食なしで下校させているのです。
30年ほど前までは、4月の一か月には小学新一年生は給食がなかったので、一年担任はもとより、専科の教師や管理職まで総動員して、方面別に一定の場所まで連れ帰っていました。私もその経験がありますが、途中で家に向かう子どもが分散していき、遠い最後の一人になるまで送っていると、帰校するのが遅くなり、自分の給食時間が危ぶまれることも多々ありました。
現在はどうでしょうか。入学式後、割と早い時期に給食が始まっていると思われます。それでも、上記の理由で、給食後に昼休み、清掃をせずに下校させている学校が殆どでしょうから、やはり方面別の下校指導は行われていると思います。手厚い指導になりますが、一方では、教職員への負荷がかかっていることも事実です。昼休み(休憩)の時間が他の職員と異なってくるため、不規則にならざるを得ませんが、そのあたりは学校によって工夫して確保していることだと思います。
そんな教師側から見た新年度の始まりでしたが、児童生徒側からはいかがでしょうか。小学1年生とはいえ、最近は、ほぼ100%の子どもが保育園、幼稚園などで集団教育を受けている場合がほとんどですから、そういう意味では、保育園の年長さんで給食の配膳をしている場合も多いので、「ピカピカの1年生」扱いではなくとも、できることはさせていくのでしょう。昔は、何から何まで6年生がお世話をしていた頃がありました。成長の過程を十分に見極めた指導が時代にマッチしていることも大切です。
中学新入学生はいかがでしょうか。給食については当たり前に自分たちで準備しますが、小学校とはまったく違った体制に目を丸くしているのかもしれません。全校生徒(先輩)たちとの対面式があったり、生徒会活動の紹介や部活動紹介もあったりするので、先輩達の大人ぶりに圧倒されることも多いのではないでしょうか。最も目まぐるしく感じるのは完全教科担任制ではないかと思います。小学校でも専科があり学級担任外の教師が授業を受け持ちますが、中学生になると完全に教科担任になるので、教科の先生の顔を覚えるのも一苦労かと思います。

駅空を 春夏交代 桜舞う
私の苦い思い出です。福岡県のマンモス中学に入学した私の担任の先生は理科の先生でした。当時、理科は現在とあまり変わらず週に2~3時間だったと思います。担任の先生は、朝と帰りのホームルーム以外で顔を合わせるのは、「学級活動(当時は、「学級指導」)と道徳くらいなので、理科も道徳、学活もない日は、一日中ほとんど顔を合わせないことが続きます。一か月くらいして、何かの用で担任の先生を訪ねて理科室まで行ったことがありました。遠い理科室へ行き、ノックすると、「いいぞ、どうぞ。」との声がします。ソーッとドアを開けて、「あのう…」と覗き込むと、3、4人の先生がいてこちらをじろっと見ました。さて困りました。どの先生が担任の先生なのか分からないのです。そうやってモジモジしていると、「おう、お前たちか、何だ?」と振り向く先生に(この人だ!何か見覚えある!)と反応したのでした。一か月経ってもそんな調子ですから、呑気な中学生活のスタートだったものです。といっても、福岡のマンモス校ですから、話題には事欠きません。想像に難くないと思いますが、そこは省略します。
最後は自分の恥ずかしい昔話になってしまいましたが、これから70年以上を生き抜く新入生らに自分の目指す道筋を歩んで欲しいと心から願います。ブログ『ハナミズキ』の回では、夢の実現も書きましたが、自分らしい生き方と言っても、その場その時に修正を図り切り替えていくのも、それはそれでその人らしい生き方になると思います。すでに、苦難の道を歩んでいる児童生徒がいることも知っています。だからこそ、一人一人に何とか響くように学校と市内事業所の皆さまの連携を深め、私たちキャリア教育支援センターとしても効果のある学習を提供し続け、手を取り合いながら進めていきたいと改めて気を引き締める新学期でした。
お気軽にお問い合わせください。
0982-57-3522
受付時間 8:30~17:00