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2025.12.02
キリンチャレンジカップ2025が11月14日に行われ、日本代表がガーナ代表に勝ったのですが、この試合の中でアクシデントが起きてしまいました。Soccerkingのニュース2025.11.14から要約します。
試合の後半に、MF田中碧選手とMFアブ・フランシス選手が交錯しフランシスの右足が持っていかれる形となったのです。試合後、アッド監督は、「スタジアムにいる観客の方々、関係者の方々の姿勢などを見ても思ったことですが、日本人は礼儀正しい方々ばかりだと感じています。選手本人がわざわざベンチまで来てくれて、選手本人ところだけでなく、監督のところまで謝罪にきてくれました。決して当たり前なことではありません。日本という国の教育がしっかりしていることを感じました。サッカーというスポーツでは、ハードにぶつかり合う場面も発生しますし、残念ながらこのようなことも起こり得ます。ですが、そのようなことがあったとしても、謝りに来られることは当たり前ではないのですから」と続け、田中選手の行動をリスペクトしたそうです。
故意でない負傷の場合に試合中に相手ベンチへ駆けつけるという行為は私は過去にも記憶にありません。これは余程の相手への思いやりではないかと感動した次第です。サッカーのみならず、様々なスポーツにおいてこのような相手へのリスペクト、またそれによる相互の信頼関係の構築などは実際にあるのでしょう。
ところで、私の知るサッカー少年は、一人はプロサッカー選手になり監督までして誰からも信頼される良き社会人となっているようです。また、同じクラスのもう一人のサッカー少年は、その後走ることに目覚め、箱根駅伝を東大生として走り抜け、現在は議員として庶民のために尽力し活躍しているようです。サッカーだったから人をそう成長させたということではないのでしょうが、家族を含め多くの方々から愛される人望を供えるべく成長できたことが、本人の人としての在り方を形づくっているのかもしれません。「どう生きるのか。」「どんな人生を送るのか。」長い旅の途上にある人としての生き方が試されるのが人生なのかもしれないと思うこの頃です。とは言っても、人生は長いようで短い、これもまた事実です。そこで前期高齢者へ向かう私としては、「どう下るか。」これも一つの課題に加えたいと思います。
宮崎市大淀川にて
奈良時代初期の歌人・山上憶良が「秋の七草」と詠んだススキ。風に揺られるも倒れずしなやかな立ち姿。こんな生き方もいいのかもしれません。決して「化物の正躰見たり枯尾花」と猜疑心をもって言われないようにしたいものです。
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