日向市キャリア教育支援センター ブログ

2025.11.18

女子サッカー

 15日(土)、初めて女子サッカーの公式戦「皇后杯」を観に行きました。前日宮崎にいて新聞を読んでいましたら、門川出身であるヴィアマテラス宮崎水永監督が今大会で退任されるという記事がでていたので、これは行かねばなるまいとなったのです。

 スタジアムは想像を超える大きさと立派さで圧倒されました。サブグラウンドなども充実していてフィジカルセンターも設置されていました。インターチェンジから近いのですが、アクセス道路が少し狭かったかなと思います。

 さて、試合ですが、相手は日体大SMG横浜という、やはりヴィアマと同じくなでしこ一部リーグのチームです。試合は始まってすぐにゴール前の接戦からヴィアマが失点してしまいました。その後、見事なシュートで1点を取り返し後半へ入ります。するとまた日体大SMGに1点を取られましたが、またヴィアマが取り返すという大変面白い試合になりました。同点に追いついたので、さあこれから逆転に進むというはずが、相手に追加点を許し結局そのまま試合終了となってしまいました。

  

 試合後監督は、たくさんの応援をもらいながら勝ちきれなかったのはすべて監督の責任だと語っておられましたが、失礼ながら、見ていて大変面白い、感動する試合でした。点を取られても決して諦めず点を取り返すというあたりがこのチームの底力なのかもしれません。以前テレビ番組で、ヴィアマの選手が新富町の地域協力隊として地元に根付きながら町民と深く触れ合って活動を続けている姿を見ました。それで町民の高齢の方々がサッカー場まで出向いて選手を応援するようになり、まさに地域一体型のスポーツだと深く納得する次第でした。監督は「戦い敗れて兵を責めず」というリーダーとしてあるべき姿を見せてくれたのだと解釈しています。私の好きな言葉に「桃李もの言わざれど下自ずから径を為す」があります。水永監督は、本当は恥ずかしがり屋で人前に自ら出ていくタイプではないと聞いていますが、監督のように多くを語らなくともその人格に人は付いてくるという皆に慕われる人材が日向圏域から輩出されることを心から嬉しく思います。私も益々キャリア教育に力を入れ、現在の仕事を頑張らなければならないと心に秘めながら、まだ爽やかな霧島下ろしが頬を撫でるスタジアムを後にしました。

 *同日の男子サッカー、水永監督前所属のテゲバジャーロ宮崎はAC長野パルセイロに勝利しJ2昇格へのプレーオフ進出を決めました。こちらもこれから目が離せません。

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