Hyuga City Career Education Support Center
2025.10.29
まちづくりは自分の行動から
昨日午後、富島中学校にて「ふるさと講演」と題して鈴建の代表である鈴木忠亨氏による講話が全校生徒を対象に実施されました。初めに担当の先生から講師の紹介があり、「ご本人の生き様や社長として地域に還元されていることを聞いてほしい」と聞く視点を与えられたので生徒の皆さんは方向性が明確になったと思います。

まず鈴木さんは、プレゼンテーションによる画像でご本人の小中高校生時の紹介をされました。小学6年の時に算数が好きなった理由を説明し、15×15や25×25などを暗算で解く方法をクイズ形式で出されました。富島中学校の生徒は反応がよく、あちこちから挙手があり盛り上がりました。高校時代には北海道を旅し、その際、熱発し民家に宿泊させていただいたこと、その後就職し、30歳を前にして日向で出会った方からまちづくりに誘われ、そこから飛び込んでいった経緯を話されました。まちづくりの主役は住民であること、自分が主催したイベントに参加していた子どもがその後大人になってボランティアで手伝ってくれたことなど、イベントを通して新しい仲間が増えていったことなど、自分の行動で人の輪は広がることを教えてくださいました。
次に、現在力を入れていることは私的な二次避難所の設置だそうです。ご自宅の敷地(伊勢ケ浜)に100名以上が避難してきても良いようにスペースを確保し災害に備えることもまちづくりの一環として捉えていると仰っていました。
失敗してもいいから今からできることに挑戦してほしい、行動することで町が変わる。覚えておいて欲しいことは、皆さんがイベントで問題を起こしたら、問われるのは運営責任者であり、結局そのイベントはそれ以降開催されなくなるかもしれないということ。たくさんの人が関わってまちづくりは行われているので、それに少しでも関わって欲しいと熱く思いを披露されました。

最後に、県北高校PTA組織でも会長をされている鈴木さんは、市内高校3校のPR動画を紹介されました。生徒はさらに食い入るように動画を見ていたのが印象的でした。
質問のコーナーでは「一番後悔したこと」を問われ「中学時代につまらない悪さをして多くの人に迷惑をかけてしまったことを今でも後悔している」と言われました。最後に代表生徒が「私は今できることをみつけて行動したい。イベントなどを日向の発展に力を入れ、誇りに思いたい」と力のあるお礼の言葉を話してくれました。
講演会では、まさに今からどういう生き方をしていけばよいのか生徒一人一人に問いかける内容でした。おおいに刺激を受けた生徒がいたのではないでしょうか。ここから、ふるさとのまちづくりを意識する人が育つことを願います。鈴木さん本当にありがとうございました。そういう私も地域の一人として今週末は財光寺の祭りに参加したいと思います。
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