Hyuga City Career Education Support Center
2025.10.22
本日、財光寺中学校のオープンスクールを見学させていただきました。教室を2年~3年~1年と回っていくと生徒の学習態度はいずれも静かで真剣でした。スルスル、コツコツという鉛筆が走る最小単位の学習音が聞こえ、教室っていいなあと改めて感慨深いものがありました。学級活動の授業で学習や進路についてアンケートを記入する姿からはじっくりと思考しながら自分と向き合っているような印象を受け、まさに進路は自分で形づくり掴んでいくものということを走る鉛筆から受けた思いがしました。児童生徒がいつの日か責任世代となり自分を振り返った時に、自分の仕事が社会貢献と働く意味にぴったりと一致していたと胸を張って言えることを願うばかりです。今日のオープンスクールから、現在の日向の小学生、中学生が今後どのような人生を歩むのか、心配しながらも楽しみな部分が大きくなり、益々「子供たちの先生」である日向の大人の一員として頑張らなければならないと気合いを入れ直し良い見学になりました。皆さんもぜひ、お近くでオープンスクールがありましたらお出かけください。
責任世代を通過し現在は後進(息子)の指導も行いながら現役医師である私の尊敬する消化器内科医のブログからある日の日記を紹介します。
「先日ある病院から80代半ばの患者さんが大腸カメラ目的で紹介されて来た。大腸検査は初めてと随分不安そうであった。高齢者の大腸カメラはリスクが高いので慎重を期する。大丈夫ですよ。安心して任せて下さい。工夫を凝らして下剤をかけて何とか検査ができる状態になった。初めてで心配でしょうから寝ているうちに検査を終えときますね。といざ検査開始。慎重にカメラを進めると予想通り病変が見つかった。安全第一で手術を終え、二階のベットで寝て頂いた。数時間後に患者さんが目を覚ましたので詳しく説明をしてそれではとお帰り頂いた。帰り際いきなり患者さんが握手をさせて欲しいと言うではないか。ええっ握手ですか。ハイ、手を差し出すと患者さんは僕の手を握りこの温もりは一生忘れませんからと言う。続け様に、先生いつまでも長生きして下さいね…。ここまで言われるとさすがに僕も熱いモノがこみ上げた。」
仕事には必ず相手というものが存在します。その相手を十分に満足させられたときに自分の仕事に対する価値が高まることになります。上記のドクターの話はまさに相手の満足度を十分に高めた結果得られた自分の満足感を表したものでしょう。私も再スタートしましたので、事業所の皆様や学校現場の先生方、そして何より日向の子供たちが満足できる活動になるように支援していきたいと思います。
<消化器内科医の記録より>
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