私たちについて

平成25年8月、日向市にキャリア教育支援センターが立ち上がった時、私は市内学校の教務主任として水永センター長による研修会に参加しておりました。それが今は、水永さんの立場を継承する側にいる訳ですから人生は面白いです。職責の重圧はあるものの、予測できない展開に身を置き自分がどう立ち上がっていくのかを客観視するのも楽しみではあります。辛い時には時間の経過を待つことも一つの方法ですが、一方で人生は面白いとポジティブに考えると知恵が出る気がします。長年冬山など自然を相手に過ごしてきて随分臆病になってきました。雨も降らないのにカッパを持参したり、日帰りなのにツエルト（簡易テント）をザックに忍ばせたりするように、あらゆる状況を考えられる臆病さが出てきました。自分の一日の行程を完結するために必要十分なものをきっちりと準備できる知恵がついてきたのでしょう。日向市のキャリア教育を推進するにあたって今の課題は何か、解決するためには何が必要なのか、どう動けばよいのか、そのようなことを一日一日考え行動し、形づくっていけるように尽力いたします。強力なスタッフと数多くのよのなか先生や事業所の皆様に支えられながら、学習に参加する全ての皆様の感動を目指していきます。

私は日向商工会議所の職員として主に事業所様の経営相談業務に携わってきました。企業にとって、未来を担う皆さんが社会で活躍するための準備をすることは、とても大切なことです。
社会は日々変化し、新しい技術や働き方が生まれています。その中で、自分の強みを見つけ、目標に向かって挑戦し続けることが、これからの時代を生き抜く力になります。
皆さんがキャリア教育を通じて、働くことの意義や社会で求められる力を学び、自分の将来を具体的にイメージするきっかけになることを願います。私も、皆さんが夢を実現するお手伝いができることを楽しみにしています。

〜日向の子供たちへ～
私は令和６年度の「よのなか教室」で
変化の激しい社会を生き抜いていくためには、変化に対応できる順応性を身に付けること。
多様化する時代を生き抜いていくためには、自分とは異なる価値観を受け入れる柔軟性を身に付けること。
そのためには、積極的に沢山の人と出会い、進んで多様なことを経験してみること。
この三つのことを学びました。
令和７年度も、皆さんの「より良い未来の自分作り」をサポートしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。