Hyuga City Career Education Support Center
2025.10.10
10月9日(木)午後、日知屋小学校にハワイ・モミラニ小学校の女子児童が交流に訪れました。キャリア教育支援センターの事業ということではありませんが、まだ不慣れな私としては、こういう地域の方の学校へのボランティア活動を勉強したいと思いましたので見学させていただきました。6年生と日本文化の交流を目的に、日向市在住の黒木豊さんが講師として来ていただきました。黒木さんの娘さん(長尾さん)も交流児童の英語通訳として親子での参加をしてくださいました。ありがたいことです。
6年生教室では出張中の担任の先生に替わり、教頭先生が進行してくださいました。どの子が交流に来た子なのか分からないほどすでに溶け込んでいるようでした。まず、6年生の教室で黒木さんが折り紙での飛行機作りを教えてくださいました。通常の飛行機より滞空時間がとても長いZAG(ザグ)という飛行機です。一枚の折り紙を半分に切り、2つの紙飛行機ができるお得なZAGです。私も折りましたが折り紙はとても苦手なので、後からもう一回するとなるとできないかもしれません。
子ども達は上手に折り上げ、あとは体育館での試験飛行を待つばかりです。
体育館へ移動した子ども達ですが、ここまでの授業への集中態度、移動する際の行動、どれをとっても静かに、かといって感情を抑え込んでいる訳でもなく、自然に振舞える感じの良い児童たちでした。体育館に着くとステージから飛ばし、歓声を上げる皆さんでした。交流児童も仲間に入って一緒に飛ばしていました。
次に黒木さんが教えて下さったのはコマです。黒木さんのコレクションは実に多く、幾つもの種類のコマを持ってきてくださっており、外国のコマもあり私を含め子ども達も食い入るようにその実演に見入っていました。
さらに黒木さんは竹とんぼも紹介してくださいました。その後、子ども達は、コマや竹とんぼを自由に回したり、飛ばしたりして楽しいひと時を交流児童とともに過ごすことができました。モミラニ小児童とは言葉は伝わらなくても手招きやしぐさで簡単に通じ合え、人の繋がりは本来Face to Faceだと改めて考えさせられました。
一緒に来られていたALT(アシスタント・ラーニング・ティーチャー)のリンダ先生も竹とんぼに夢中になり楽しく参加されていました。
外国から招待する児童生徒との交流というと、とかく相手に気を遣って完全にお客様にしてしまう場合がありますが、今回の日知屋小6年生のように、自分たちも楽しみながら自然に溶け込ませる形は相手も気を遣うことなく入り込めるので心地よい時間になると感じました。
黒木さん、長尾さん、ありがとうございました。
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